「わたしはあい」第1巻[manga]
- 作者: 外薗昌也
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/05/11
- メディア: コミック
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萌えゲー・ギャルゲー業界のカリスマ紺野が、大企業芝崎重工の力を借りて、理想の「人工女の子」を作ろうとする話………と聞くと、ネタマンガみたいだし、作品の全体的トーンは外園氏には珍しく「おちゃらけて」いるが、中身の本筋はやはり、重厚な本格SFであった。タイトルからしてSFっぽいし。(「わたしは"I"(自我を持った生命体)」というダブルミーニングが読みとれるところとか)
天然で気が狂っている人が、自分が気が狂っていることに自覚的になった、タチの悪い作品−というところに、河森正治「創聖のアクエリオン」と共通する匂いを感じてしまうのは、私だけだろうか?