2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

MADLAX 第22話 「撃情 -rage-」

「内戦は、純粋なる熱情によって起きるのだ!」byフライデー だったっけ?こんなアニメに怒っても仕方ないけれど、本当に内戦をしている人たちに向かって同じセリフを吐くことができるのかと、観ていて本気でムカついてしまいました。まぁ、「内戦」というリ…

MADLAX 第21話 「告薄 -guilty-」

カロッスアやマーガレットが飛行機事故の惨劇からいかに生き残ることができたのか、二人が内戦の戦乱を潜り抜けて廃墟に潜り込む経緯はどうであったのか、など、リアリティある戦争ものを描くには避けて通れない描写を思いっきり避けて、観念描写に集中する…

DearS 8th Contact「マ、マイ・ボール…」

「寧々子は武哉のことが好きなのだな」のレンの言葉に、動揺を隠せない寧々子にちょっと失望。前回、「幼馴染みの寧々子が武哉を好きな素振りを一切見せないところがgood」と言ったばかりなのに………。このシーンに限らず、全体的に「典型的な話」の枠に収まっ…

ギルガメッシュ 第2話「Grafin Werdenberg」

作画の拙さが全てをダメにしている。いや、本作品よりもっとダメな作画の作品はいくらでもあるし、作画だけで言えばそれほど致命的に悪いという訳でもない。本作品で問題なのは、作画のレベルが、脚本・演出のレベルの高さに全然追いついておらず、むしろ足…

ギルガメッシュ 第1話「les preludes」

複雑な設定や舞台背景をほとんど説明しないまま話がどんどん進むので、何がどうしてどうなったのか分からないナリよー。まぁ、第1話はとりあえず様子見というところだろうか。石ノ森章太郎の原作「ギルガメッシュ」については、今回のアニメ化で初めて知った…

DearS 第7話「いやらしい…」

新谷良子声でキャンキャンわめきまくる菜月に最初ムカつきを憶えながら、最後の別れの場面ではすっかり菜月萌えに変化してしまっていた。あぁ、スタッフの思う壷じゃん、私。新キャラ投入のおかげで、グッと面白くなってきた。寧々子が「恐ろしいほど分かり…

MEZZO 第4話「嘘の殻 EPISODE POSI」

前回の話が嘘のようにストーリーが凝っている。同じ話を黒サン&原田と、海空来の両者の視点で語るというコンセプトで、今回の話は「黒サン&原田の視点篇」という事になるのであろう。これって、非常にアドベンチャー・ゲーム的な発想だよなぁ。でも、コレっ…

MEZZO 第3話「恐の殻」

なんか話がいい加減になって来たな。いろいろ疑問点はあるけれど、一番の謎は、海空来たちの乗ったピンクのワーゲンに細菌兵器の入ったトラックが入っている事を、いつ、どうやってマスコミが分かったのかというところだろう。うーん、この話のいい加減さ、…

MEZZO 第2話「星の殻」

エアマスターのようなけれん味は少ないので余りそうは見えないのかも知れないが、実際にはバキバキに画を動かしまくっている。 「宇宙人と気象予報士の恋」という、ちょっとトンデモ入ったアイタタな物語なので、そうは思えないかも知れないが、実際にはかな…

エアマスター 第12話「名のれ!ファミレスラーズ」

冒頭、トミ子と崎山香織との会話が見物。全然噛み合っていないにも関わらず、グイグイと力任せにセリフが進んでいく。「オフビートの快感」と呼べるのだろうか? トミ子のアホさ&痛さに一歩も引けをとらない崎山香織の豪快な受け答えもステキだ。中盤「ビビ…

エアマスター 第11話「たたみこめ!摩季対金次郎」

「摩季対金次郎」というタイトルになっていながら、坂本ジュリエッタは出るわ、摩季の親爺は出てくるわ、金二郎の自称恋人(男・郷里大輔声)が出てくるわ、崎山香織は出てくるわ、物語必然もクソもなく各キャラクターが一堂に集まってきて、それぞれが戦い…

エアマスター 第10話「燃えろ!北枝金次郎」

中ノ谷美奈のぴちぴちボディーを前にしての「この女、まさにザ・女だな」とのたまう、稲田徹声の人の超絶バカセリフに身悶えた。本作品における強さとは「覚醒」と「酩酊」の境界線に、如何に長く留まることができるか、に大きくかかっている。月雄が何百人…

MONSTER 第20話「フライハムへ」

ロードムービーものらしく、美しい空と田園風景を切り取ったロングのショットが印象的な回であった。ヘリコプターからの空中撮影のようなショットもあったりと、今回はなかなか画的に面白かった。この立体的な画の切り取り方は………と思っていたら、やはり絵コ…

鉄人28号 第20話「まだら岩の怪人」

陰々滅々とした懺悔話&キ●ガイ科学者の紹介話ばかりが本シリーズでは続いていて、まぁそれはそれで(ある意味)面白いのだけれど、やはり今川泰宏の真骨頂はそこではないのではないかと思う訳で。で、今回は久しぶりに複数のキャラクターが自由奔放に動きまわ…

ギャラクシーエンジェル(第4期) 第14話「お守りそば」

私の最大萌えキャラ、ウォルコット中佐の登板回。そばを食べながらウォルコットさんが観ているマニアックな魔法少女アニメの「らしさ」に大爆笑。ウォルコットさんと恋に落ちるレジ打ちの女性の、耳横の髪の跳ねっ返り具合が実に松本零士キャラっぽくって、…

ギャラクシーエンジェル(第4期)  第13話「成りアガリクスダケ」

おお、新フォルテ・シュトーレンの中の人は誰だ? と思って調べてみたら、きただにひろしでした。うーん、相変わらず飛ばしてますねぇ。ところで、ランファがフォルテさんにリストラを言い渡した時、本シリーズ開始直前にまことしやかに流れていた噂を思い出…

プラネテス 第5話「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」

デブリ課の面々、B級映画撮影スタッフ、借金苦により自殺を考えている夫婦と小さな子供、これら複数の様々な人間模様が、限定的な日数(4日間)と空間(月へ向かう宇宙船)の中で並行して描かれていく様は、「ER」などの海外の優秀なテレビドラマ作品を彷彿とさ…

蒼穹のファフナー 第6話 「翔空 〜ぎせい〜」

立体的な画面構成が巧い。パイロットスーツ姿の翔子が萌える。ガチンコのロボットアクションが楽しい。ロボットのSF的考証が面白い。など、どの観点から見ても否定的な要素が見つからない。ここまでお膳立てされた上で、きちんと王道のメロドラマをしている…

サムライチャンプルー 第11話「堕落天使」

MADLAXに引き続き、ベッタベタでセンチメンタルな昼メロ話。だが、きちんと世界観が作り込まれていて、演出もしっかりしているため、MADLAXなんかとは比較にならないくらいに面白く観ることができた。カブトムシを用いた賭事とか、縁切り寺を出してくるあた…

MADLAX 第20話 「真争 -wish-」

内戦が繰り返されるという重たい舞台背景で、「アンファン」だか「ファースタリ」だか何やら難しそうな用語で煙に巻きながら、実際にやっている事は「戦争イクナイ!!」「自分探シノ旅」という非常に幼稚なテーマ性を謳った、ベタベタでセンチメンタルな昼メ…

新選組! 第32回「山南脱走」

切ない。ドラマを観てこんなに切なくなったのは久しぶりだ。何て哀しい男なのだろう、山南敬助は。映画「アマデウス」におけるサリエリのような、「中途半端な秀才」ゆえの不幸を背負った彼の姿を見ると、切なさが込み上げてくるのを抑えることができない。…

コンフェッション

なんかよく分からない映画だなぁ、と思って、観終わった後にインターネットで検索をかけたら次のようなページを発見した。http://www.alc.co.jp/eng/eiga/wadai/wadai07.htmlなるほど、そういうことだったのかー。>ポストモダンとは、テレビや映像だけが現…

ケロロ軍曹 第20話「冬樹 ミーツ・ア・ガァ〜ル であります」「冬樹 ノントルマの使者 であります」

1話なのに、タイトルは2つあるのな。この作品って、ホントに「お約束」だけで構成されているよなぁ。カナヅチの冬樹が浅瀬で溺れるところとかのネタの掴みも、実に「お約束」。仲良くなった少女が実は人間以外の生命体であるところとか、ラストで謎の生命体…

レッド・ドラゴン

猟期サイコサスペンスのふりをして、実は「純愛もの」のストーリー、ラスト10分で大どんでん返しが起こる構成に関しては、シリーズを通して一貫している。今回の話ではクラリスがいない分、犯人と盲目の女性のラブストーリーにくっきりと焦点があたっていて…

ふたりエッチ 2nd Season Episode2「優良・イン・コスチューム」

実の嫁さんに対してまで「妄想H」をして、そこまではいいのだけれど、実際にSEXをしているにもかかわらず「2人でファミレスでコスプレ・ファックをしている」シーンを2人の脳内で補完している(所謂「バーチャルSEX」をしている)ところが、実にオタ臭くて良…

機動戦士ガンダムSEED PHASE-24「二人だけの戦争」

勝手についてきた「非軍人」一人だけのために、艦&全クルーたちを危険な状態に晒し、あろうことか唯一の戦力であるストライク&キラに行方を探させるという指揮を断行してしまうラミアス艦長は、甘っちょろすぎるを通り越して、軍の仕事と私情を公私混同して…

機動戦士ガンダムSEED PHASE-23「運命の出会い」

アレ? 面白いよ? 戦闘場面が中心なのだけれど、これまで懸念となっていた「一つ一つのアクションは分かりやすいけれど、全体としての流れが悪い」という欠点をクリアしていて、非常にタイトでテンポのよい構成となっていた。「艦を360°回転→水上の敵を撃つ…

機動戦士ガンダムSEED PHASE-22「紅に染まる海」

と思っていたら、早速冒頭にこんなシーンが。「海上に入ったので、ちょっとの間ならデッキに上がって休憩していいよby優しいラミアス艦長」→「最近、軍の規律が乱れていて、上下関係の何たるかを理解していない者がおる!ケシカラ〜ン!!by怖いバジルール中…

機動戦士ガンダムSEED PHASE-21「砂塵の果て」

砂漠の虎、バルトフェルドさんのコスプレ、もとい戦闘服に、それまでの戦闘シーンの拙さがどうでもよくなってしまった。ガッチャマンか、阪神のハッピを思い起こしてしまうような、イカれたコスチュームでステキでした。あー、戦闘シーンに関しては、スカイ…

ゴールデン・ボーイ

何だこの中途半端な結末は。主人公の少年が「完全に社会からドロップアウトしてしまう」という原作のラストにこそ、本作品のテーマ性もカタルシスもあるはずなのに。それまでがよくできていただけなのに、余計に残念でならない。ブライアン・シンガーの演出…