蒼穹のファフナー 第6話 「翔空 〜ぎせい〜」

立体的な画面構成が巧い。パイロットスーツ姿の翔子が萌える。ガチンコのロボットアクションが楽しい。ロボットのSF的考証が面白い。など、どの観点から見ても否定的な要素が見つからない。ここまでお膳立てされた上で、きちんと王道のメロドラマをしているのだから、面白くない訳がない。エヴァンゲリオンに似ているとか、そういった瑣末なことはどうでもよくなってくる。エヴァンゲリオンに似ていても面白くない作品はいくらでもあったが、本作品は違う。非常に面白いし、よくできている。

リアルタイムで試聴する主義なので午前3時という時間帯に放送される本作品を追いかけるのは諦めていたのだけれど、今回は(「DearS」の放映時に眠っていたので)たまたま起きていて、たまたま観ることができた。余りにも面白かったから、次回も観たいと思うのだが、果たして起きていられるか。前週、前々週と、「MADLAX」の余りのつまらなさにテレビをつけたまま寝る、という失態を繰り返してしまったので、少し自信がないなぁ。ビデオが調子悪くって録画は余りあてにできないし、そもそも録画をしたら安心しきって観なくなってしまう性質なんだよなぁ。