2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧

花右京メイド隊 La Verite 第9話 「初めてのデート」

ビックリな展開だった。花右京メイド隊で、作品の前提である「共同体」を否定するような展開をするとは夢にも思わなかった。まるで「新・天地無用」みたいなことをしてくれる。(←そんなところまで「天地無用」に似ている)いやぁ、面白かったです。まぁ物語…

MONSTER 第8話

エヴァ@小山菜美が凄まじい。ちょっとした息遣いや声の溜めであらゆる感情を表現してしまえる、本物の声優である。ここまでの腕を持つ人は、残念ながらそこまで多くない。(敢えて言えば、三石琴乃だろうか)話の方は、前回と同様に疑問点が。何でDr.テンマ…

新撰組! 第21回 「どっこい事件」

芹沢と近藤の対立が深刻化するきっかけとなった事件。これに、沖田が自らが抱える暗黒部分に気付いていく過程を絡めて話を進めていく。上手い。近藤&土方は、第2話の「多摩の誇りとは」にて「人と命のやりとりをすること」への重みをその身を以て学んだとこ…

「めぐりあう時間たち」

構成自体は予想していたほど複雑ではないが、テーマがかなり難しい。自我と関係性の対立。なのではなかろうか。自分の人生を生きること=自我のために生きる、そして、人のために人生を生きる=関係性の中に生きる。この両者の間で葛藤する登場人物たちのそ…

「機巧奇傳 ヒオウ戦記」 第2話「見よ!! これが機巧(からくり)だっ」

「光と水のダフネ」からの続きで、つまらなかったらすぐ消して、すぐ寝ようと思ったら、とんでもなかった。BONESじゃん!それに、會川昇じゃん!つーか、プレ「鋼の錬金術師」? あー、寡聞にしてこの作品のことを知らなかったー。まだ2話で良かった。来週か…

「光と水のダフネ」 第14話「老人とUMA」

ちゃんと観たのは初めてかもしれない。前バリのお姉ちゃんたちのアラレもない格好に終始前屈みで観ていました。キャラクターが全員頭悪いというところが素晴らしい。安永航一郎のマンガのキャラみたいだ。物語も(ある意味)凄いなぁ。前半10分くらい(ジジ…

「カードキャプターさくら」 第8話「さくらのライバル、登場!」

久しぶりにCCさくらを観る。やっぱりレベル高いなぁ。細かなディテール(戦闘時のさくらの服とか、さくら登校時のローラースケートとか)もさることながら、画面の空間処理がさり気なく見事である。自然に立体的な画作りをしている。と思ったら絵コンテが片…

「鋼の錬金術師」 第33話「囚われたアル」

凄く面白くなっていることに凄くビックリした。あーなるほど。アニメージュで2003年グランプリを取るはずだなぁ。単純な善悪二項対立にならないところが會川昇らしい。また、主役(特にエドワード)の混沌っぷりも実に會川昇らしい。 最近、脚本家のレベルの…

「ケロロ軍曹」 第9話「夏美 恋の行く手に来るクルル であります」 「日向 秋 ダイナマイトな女 であります」

面白いのだけれど、ネタが全て分からないところに俺のオタクとしての修練の浅さを身につまされたりもする。

「今日からマ王」 第9話 「盗まれた秘宝」

キャラクター造形が素晴らしい。ユーリというキャラの天然お気楽っぷりが実に爽快。頭悪くて、無能で、調子乗りで、そのクセ気持ちのいいくらいにまっすぐな男の子。こういった男の子が脇役ではなく、主役になっているところが面白いと思う。

マーメイドメロディ ぴちぴちぴっちピュア 第9話 「恋の練習曲(エチュード)」

和むなぁ。ヌルい恋話と、ギャルたちのカラオケ、後、古臭すぎる演出(波音がピアノを奏でる時に、下手の記号としてるちあ達に落ちてくる音符&蝙蝠のシャドーが集まって適役のレディー・バットの姿が現れるところ)など、全てのファクターが俺的に「和む」…

どうもビデオの調子が悪い。日曜朝の番組一式何故か録れなかった。まぁ「プリキュア」以外は別にいいし、基本的にレンタルビデオで済ませる派なのでやっぱり別にいいのだが。その代わり土曜日の番組は一式ビデオに撮った。最近はいろいろ忙しいのでオンタイ…

エニグマ

ケイト・ウィンスレットって激デブになったなぁ。くらいに思ってボンヤリ見ていたのですが、後半の怒濤の畳み込みにビックラこきました。はっきり言ってナメてました。B級映画と思い、かなりダラダラ観ていたので、伏線を思い出すのと、話についていくので後…

鉄人28号 第8話

眠い眼をこすりながら観たのでちゃんと観れてはいないのかもしれないが、普通に面白かった。物語に関しても、設定に関しても、アバウトな所はアバウトで済ませ、抑えるところはきちんと抑える潔さには感心しました。

君が望む永遠 第2話 

LOVE LOVEモードでマターリ話が続いていたのに、最後の最後でいきなり涼宮遥が交通事故に遭ってしまう………。大・大・大ショック。というのは嘘で、予め(イヤでも)情報が入ってしまっているので、そんなには驚きませんでした。それよりも、涼宮家の余りの嘘…

金色のガッシュベル!!第14話「おてんばティオとアイドル恵」

ティオ(と恵)が登場するというだけで、俺的には大満足。しかし、ティオ@釘宮理恵のハマり方は、ちよちゃん@金田朋子並みのハマり方である。釘宮理恵のためのキャラクターであると言ってもいいかもしんない。後、大石恵@前田愛なのは、やっぱりAimだから…

金色のガッシュベル!! 第13話「対決!ガッシュ対ハイド」

前回の出来の良さを見事に裏切ってくれるような、ヘコヘコな話。追いつめられた泳太のトレーナーの下から、ドラえもんのポケットのように恵ちゃんのCDやらジャケットやらがバラバラと落ちて、泳太が事件の犯人と分かってしまう下りというのはいかがなものだ…

金色のガッシュベル!! 第12話「シェリー運命の狂詩曲」

シリーズ中でも傑作の1本ではなかろうか。シェリーの回想シーンの見せ方が非常に上手い。ココ@西村ちなみとゾフィス@藤田淑子というキャスティングも見事と言うしかない。脚本家は成田良美。

呪怨2

ホラー映画は、新しい「怖さ」が発明されると、一瞬にして大勢の人の知るところとなる。やがて、その「怖さ」はどんどんと洗練されていき、多くのクリエイターたちが手本とする。そして、最終的にはギャグになる。「呪怨2」の最後の手術室のシーンを観ながら…

マッチスティック メン

うーん。親子人情ものか、騙し騙されの駆け引きゲームなのか、イマイチ判然とせず。つーか、前半でたっぷりロイ@ニコラス・ケイジとアンジェラ@アリソン・ローマンのええ感じの親子人情ものを見せておきながら、最後の最後で「実は本当の親子ではありませ…

美鳥の日々 DAYS8「右手noセイジ」

オリジナルな展開。高見沢ってあんなにカッコイイ奴だったっけ?とか、岩崎さんって美大目指してるんだ?とか、原作にはなかったように思う要素がいくつかあったものの、基本的には原作の持つ世界観を壊さない丁寧な作りであったように思う。感心したのは「…

魁クロマティー高校 第1話〜第5話

結構このシリーズはテレビで観ていたつもりになっていたが、実際は5話中5話とも観ていなかった。やはり第3話が秀逸。鼻歌を全て吉田拓郎の歌でまとめるのは、見事というか、何というか。林田→「人間なんて」 神山→「夏休み」 林田(間違え)→「全部、抱きし…

新撰組! 第20回「鴨を酔わすな!」

ラスト、身体を揺り動かしながら眼を泳がせている芹沢鴨と、姿勢をピッと伸ばし鴨をまっすぐ見据える近藤勇との対比が、これまで以上に明確に描かれていた。芹沢鴨が示すニヒリズムは、元々は強い理想主義者であったからこそ。だからこそ、芹沢には若い近藤…

東京にて就職活動中。川崎の本屋でGANTZの5巻を立ち読みに行く。そこで気づいたのだけれど、俺は4巻まで立ち読みをしていたのだった。で、5巻はカバーがかけられていて、立ち読みできなかったのだった。クソ!(←買えよ)で、かわりに「よつばと」1巻を立ち…

「新撰組!」 第19回 「通夜の日に」

今回も面白かった。各人の芝居がリアル寄りになってきたように感じた。これまでは、どちらかと言えば「漫画的な芝居・表情が多かったように思う。三谷幸喜ドラマではこういった芝居・表情は珍しくない。だが、ストーリー展開が明快になる反面、少々陳腐に見…

機動戦士ガンダムSEED PHASE13〜PHASE16

PHASE13でいきなりキラ×フレイのキスシーンキター!!フレイの悪女っぷりが凄まじい。メガネ(サイ)を袖にして、キラを手玉にとり、キスだけでなくセクースまで許してしまい、挙げ句の果てにはキラに「戦って死んで」欲しいとまで願うなど、業の深さにも程…

藍より青し〜縁〜 第4話 怪

とっても「シャイニング」なお話であった。多少強引なきらいはあるし、ありきたりと言ってしまえばそれまでなのだけれど、私はこの完成度の高さ、志の高さを評価したいと思う。素晴らしかったです。序盤で妙子ちゃんのドジっぷりをフューチャーしておきなが…

藍より青し〜縁〜 第3話 庭球

薫も葵もやたらとSEXを意識しながらも、ラストは2人のキッスで締めるという、非常に共同体的アニメらしい話であった。いくら繭が薫とベタベタしても、葵が全く動ぜずニコニコしているところはこの作品を非常に象徴的に表しているように思う。これ、天地無用…

「美鳥の日々」第6話 栞noラブラブ大作戦

相変わらず手堅い。で、面白い。以前に沢村正治と姉が喧嘩の特訓をしている回想シーンがあったのだが、その場面もやたらと作画が濃かった。で、今回も格闘ゲームのシーンがあるのだが、きちんと作画が濃い。特に見せ場でも何でもないちょっとしたシーンであ…

ファム・ファタール

ブライアン・デ・パルマ節全開の作品だった。長回し、2分割撮影、裸のねぇちゃん(この人の場合、胸よりも主にケツ)、強引な設定と展開、ラストのどんでん返し、それに何より「カメラで覗く」シーンが頻繁に出てくるところなど、余りにもブライアン・デ・パ…