「鋼の錬金術師」 第33話「囚われたアル」

凄く面白くなっていることに凄くビックリした。あーなるほど。アニメージュで2003年グランプリを取るはずだなぁ。

単純な善悪二項対立にならないところが會川昇らしい。また、主役(特にエドワード)の混沌っぷりも実に會川昇らしい。
最近、脚本家のレベルの低下が目につき始めて仕方がないのだが、會川昇は他の脚本家とは一線を画し、ここ最近は志の高い仕事をしているのだろう。必ずしも全ての作品が「レベルの高い」訳ではないけれど、その志はやはり買いたいし、また「鋼」に関しては実力を遺憾なく発揮できていると思う。