「機巧奇傳 ヒオウ戦記」 第2話「見よ!! これが機巧(からくり)だっ」

光と水のダフネ」からの続きで、つまらなかったらすぐ消して、すぐ寝ようと思ったら、とんでもなかった。BONESじゃん!それに、會川昇じゃん!つーか、プレ「鋼の錬金術師」? あー、寡聞にしてこの作品のことを知らなかったー。まだ2話で良かった。来週から必ず見よう。

會川昇ならではのダークな物語展開と、地味な日本的設定なのだが、逢坂浩司の丸々とした元気なキャラクター・デザインと監督のアミノ・テツローの陽性の持ち味によって、たいへん開かれた作品になっている。シシが結果として御神体の場所を敵に教えてしまい、自己嫌悪に陥る場面、それをヒヲウが慰めに行く場面も、実にさらっと爽やかに描いている。(ヒヲウがおにぎりを無理矢理シシの口に押しつける場面)ちょっと「クラッシュギアNitro」を思い出してしまった。ジメジメと粘着質な會川脚本と、元気な少年たちをカラッと明るく描くのが得意なアミノ・テツロー監督は、実は最強の組み合わせなのかもしれない。