機動戦士ガンダムSEED PHASE-24「二人だけの戦争」

勝手についてきた「非軍人」一人だけのために、艦&全クルーたちを危険な状態に晒し、あろうことか唯一の戦力であるストライク&キラに行方を探させるという指揮を断行してしまうラミアス艦長は、甘っちょろすぎるを通り越して、軍の仕事と私情を公私混同しているとしか思えない。それを諫めるべき位置にいるはずのムラガ大尉も、一緒になって捜索にやっきになっているところを考えると、彼も(ラミアス艦長を見守り、支えるフリをしながら)実際は骨の髄まで艦長に手なずけられてしまっている、ということなのだろう。冷静な判断ができるのは、相変わらずナタルール中尉だけかー。

敵同士でありながら、お互いに刃を向けることができず、それどころかちょっとラブコメ・モードにまで突入してしまうカガリ&アスランも、ラミアス艦長&ムラガ大尉と全く同罪である。センチメンタルなのもいいけど、これじゃ「戦争もの」というより、ただの安っぽいソープ・オペラである。ま、「スパロボもの」&「昼メロ」と割り切ってしまえればいいのだろうけれど。

胸チラや下着よりも、ジーンズの下から浮き出るカガリのヒップのラインに萌えまくった。と思ってよく見てみると、アスランも、戦闘服下からのヒップのラインがきちんと描かれていた。腐女子の方々も、やはりアスランのケツを見て興奮されるのだろうか? こういう配慮はSEEDの素晴らしいことだと思う。いや、ホントに。