なるたる 第5話「天使のお遊戯」

ぶっちゃけ退屈。伏線を張るのも、謎を提示するのもいいんだけど、肝心の対象であるホシマルや、高校生4人組にまず興味を持って貰うことが最初にすべきことのはず。

シイナやホシマルとの交流をきちんと描き込んだ日常風景に数話割いてから、謎解きに入るのが妥当だと思うのだがどうであろうか。ここ1〜2話ではシイナとホシマルとの関係が描かれていなかった。ホシマルとの交流との対比で、シイナと両親との関係もすっきりと伝わるはずなのに。

冒頭のシイナが持っている包丁がピカと光ったのに「あっ」と反応する場面とか、ラスト近くでアキラが部屋の中で髪を切る場面とか、死んだ雛鳥に蟻がたかる場面とか、相変わらずキモい場面が多いです。何を狙っているのか謎なのだが、まぁ「キモい」というただそのことを狙っているのだろうな。