戦闘妖精雪風 OPERATION:4

「あなた、見かけは宇宙人みたいだけど、喋ると案外いい声をしてるのね」

まるで、深井零演じる堺雅人本人に向けたセリフかのようだ。

あー、相変わらず、何が起こっているのか分かりづらいなぁ。話が複雑だとか、専門用語が多いとか、それ以前の問題として、一体目の前でどんな話が展開しているのかさえ分からない。特に、見せ場であるところの航空アクションシーンでは、どれが敵で、どれが味方で、どれが日本軍だか、もう本当にさっぱり分からない。(その部分を合計3度も見直したが、それでもさっぱり分からなかった)私がこういった飛行機アクションものに余り馴染みがないことも大きく関係しているのかもしれないが、でも、ちょっと敷居が高過ぎやしませんか? 話の大枠的には「DearS」なんかと大差ないはずなのだから、もっと私のような一般層の人間も楽しめる作品であるはずだ――とは言っても、玄人層からの高い評価もついぞ聞いたことはないが。