雑記[hi-bi]

oippu2005-01-18


Getchu.comにて「2004年・年間セールスランキング」が発表されている。

http://www.getchu.com/pc/salesranking2004.html

エルフの「下級生2」が7位、LEAFの「アルルゥとあそぼ!!」が20位、ALICE SOFTの「ALICEの館7」がやっとこさ22位。KEYの「CLANNADクラナド−」が意地を保って2位。そして1位がやはりTYPE-MOONの「Fate/stay night」となった。

ちなみに「2003年・年間セールスランキング」は以下のようになっている。

http://www.getchu.com/pc/2003salesranking.html

かつては3大巨頭であった「アリス・エルフ・リーフ」の勢いがすっかりなくなってしまっているのが分かる。代わりに「アージュ」や「TYPE-MOON」「オーガスト」などの新興勢力が勢いを増してきている。ここ1〜2年で新旧ブランドの交代が行われたといったところだ。

Fate/stay night」にしろ、「君が望む永遠」にしろ、「家族計画」にしろ、今、最も熱い支持を受けているエロゲー群に共通する要素を、思いっきりベタな表現を使って表すとすれば、「文学性」ということになるのだろうな。もはや、ユーザーは「エロゲ」に「エロ」も「ゲーム」も求めていないのであろう。ライノベとの親和性の高さや、多くの作品(特にKEY系)が「セカイ系」の要素が濃いことからも、昨今のエロゲの文学志向の強さは窺えるだろう。と、4〜5年も新作エロゲから遠ざかっているクセにテキトーなことを言ってみたりする。