ギャラリーフェイク 第1話「贋作画廊の男」[anime]

ただ、金を注ぎ込んでオークションに勝っただけじゃん。しかも、その理由が単なる昔の腹いせじゃん。せっかく「ギャラリー『フェイク』」とタイトルに冠しているのだから、ビックリするような「騙し」を期待していたのに、なんか思いっきり拍子抜け。せっかくの第1話なのだから、もう少し気の利いた話にしても良かったのではないか?

後、原作と違ってサラのキャラクターが「ただのウザイ自称恋人」に成り下がっているのが残念至極。サラは、色をもっと黒くして、「〜ダヨ」といかにもな外人口調で話してこそ、マスコットとして機能を果たすのではないか。だからこそ、「アホそうに見えて意外に賢い」や、「アホそうに見えて実はお嬢様」というギャップも活きてくるというのに。やっぱり、人種差別とか規制とかで、原作に忠実にキャラを再現するという訳にはいかないのかな。原作「ギャラリーフェイク」の魅力は、(私にとって)半分以上がサラの魅力だというのに。魅力、半減以上。