プラネテス 第10話「星屑の空」

10分遅れて鑑賞。ゆえに軽めに更新。

この話も「藍青」第11話同様、ベタと言えばベタな話なんだよなー。小道具のコンパスの使い方も、上手いと言えば上手いけれど、ひねりがないと言えばそれまでだし。

でも、やっぱりジーンといい話なんだよな。「カレイドスター」も「藍青」もそうなんだけど、ここ1〜2年でベストと呼べるような作品群は、なーんも変わった事をしていない。古典的な話を、ひたすら丁寧で、真っ直ぐで、そして何のひねりもない演出で描いているだけなのである。でも、それで正解なんだよな。今回も、素直に面白かったし、素直に感動した。逆に言えば、「素直」な作品を作ることは、現在は非常に難しい時代なのかもしれない。(だからこそ、「ギャラクシーエンジェル」のような傑作も産まれるのだけれど)