雑記[hi-bi]

oippu2005-02-09


どれだけ日々忙殺されようと更新なのですよ。

この前、非常に「ガロ」らしい雑誌を見かけた。

http://www.seirinkogeisha.com/

ネットでいろいろと調べてみると、やはり元ガロ編集部の人たちによる漫画雑誌らしい。長々細々と続けてきた「ガロ」がいつの間にか書店から消えてしまったのは、どことなく可笑しいなとは思っていた。が、よくよく調べてみるといろいろとイザコザが起こっていたらしいことが分かった。

http://www.digipad.com/tokyu/diary/diary_g.htm

この事については不勉強で、全く分かっていなかった。今は読んでいる時間がないが、後でじっくり読むためにもメモしておこう。「ガロ」って正直、個人的にはそれほどスキではない雑誌だったのだけれど、やっぱり漫画界全体にとってという視点で考えると、たいへん重要な存在であった漫画雑誌であったし、現在も「ガロ」を必要とする漫画読者層というのは確実に存在していると思う。確かに、現在はメジャー/マイナーの枠が取り払われ、「ガロ」がかつて持ち得たようなカウンターパンチとしての意義は薄れてきているのかもしれないが、いやいや、世の中には黒いルサンチマンを抱えて日々悶々とした生活を送っている人たちがいる訳ですよ。私のように(苦笑)。

でも、かなり大きな書店で、端の方に申し訳なさそうに1〜2冊くらい置いてあるくらいだったから商業的には苦戦しているみたいであった。でもそれは後期「ガロ」の頃からもそうであったし、それに「アックス」は1998年から続いているようだし、このままマイペースで頑張っていただけると思う。