雑記[hi-bi]

昔は「キングクリムゾンの宮殿」なんかを青筋立てて真剣に聞いているような私でした。もう毎回毎回が勝負!っていうレベルの真剣さです。どれくらいの真剣さかというと、全裸になってステレオの前で正座するくらいの真剣さ、と言えば分かって貰えるでしょうか。分かりませんか。そうですか。

まぁいいです。というのは、最近は昔みたいに真面目にきいておらず、こうしてblogを書いたりしてる時にBGMとして流している、っていうくらいの適当な聴き方なのです。聞いている音楽もずいぶんヌルくなりました。最近借りたアルバムは「五輪真弓ベスト」「山崎ハコベスト」、あと堀江由衣のニューアルバムくらいです。ヌルいっていうか、なんか趣味が枯れ果ててしまっています。もう老い先短そうです。

で、まぁ仕事で全米の若モンの流行の音楽とやらを調査する機会があってですね。どうやら最近はメロコアから発展して「スクリーモ」なるジャンルが流行っているらしいことを知ったのですよ。

グリーンデイからの流れであるメロパンがあったじゃないですか？　カラッとしていて、明るいメロディーが主体のパンク＝「メロディックパンク」っていうのが私の理解なのですけれど、それと並行してエモコアという流れもあったじゃない？　エモコア＝エモーショナルなハードコアで、要は「泣き」入ったパンクっていうか。

http://www.excite.co.jp/music/categories/list/10260/

イースタンユースはエモコアなのか。weezerやsyrup16gやhusking beeはエモコアの区分に入るのだろうか？　それとも、ロックの部類に入るのかな？　まぁここらへんのジャンル区分はますます複雑化していて、とても私のようなシロウトさんの手に負えるレベルではなくなってきています。

で、更にジャンル区分が複雑になった証として、また新たな音楽ジャンル用語がここ2〜3年の間に加わったようなのだ。その代表格で最若手の1人に「My Chemical Romance」というバンドがいるらしい。

http://bounce.com/interview/article.php/1465

へー。「青春パンクの突然変異」っていうくらいだから、ガガガSPとか、銀杏BOYZみたいな音か？　それとも「スクリーモ」っていうくらいだから、初期エレカシみたいに、途中で狂おしい雄叫びが入るとか？　スッゲー楽しみ。試聴してみよう。ワクワク。

http://wmg.jp/artist/mychemicalromance/

フツーのポップロックじゃん!!　デフレパードとか、あのへんの90年代産業ロックとどこがどう違うんだ。そもそも区分する必要あんの？　まー、いかにも白人WASP出身のジャリどもが好きそうな音楽ではありますけど。

うーむ、長々と書いたり、調べたりしたけれど、結局つまらんなぁ。これなら五輪真弓聴いている方がマシだわ。