雑記[hi-bi]

oippu2005-02-20


米大手キャリアーVerizonが、EV-DO(まぁ日本で言うところのFOMAやWINみたいなモン)端末向けのワイヤレスコンテンツサービス「V-CAST」サービスを開始している。「ワイヤレスコンテンツサービス」とか書くとなんかたいそーなモンに聞こえるけれど、そんなこと全然無く、内容的にはかなりしょっぱいモンです。日本でもあるけれど、携帯端末向けに2〜3分のニュースとか音楽クリップをストリーミングで放送したり、ゲームや着信音がダウンロードできたりするといった、例のアレのことです。

http://getitnow.vzwshop.com/vcast.home.do

そのしょっぱいサービスの中に、よく言えばアメリカ人らしいおおらかさに溢れた、悪く言えばバカ度に溢れた「getFAMOUS」というサービスがある。

http://famous.getvcast.com/index.htm

トップページからもハゲしく痛さが滲み出ています。

まぁ何となく想像つくとは思うけれど、サービスの内容としては素人参加型によるパフォーマンスコンテストです。漫談だったり、漫才だったり、コントだったり、パペットショーだったり、とにかく2〜3分のコンテンツを素人さんから募集して、賞を決めましょうというもの。そうやって募集されたコンテンツは全て、サービスに加入している人なら誰でも見ることができ、評価を行うことができる。その評価をもとにして、大賞が決定される。商品は「V-CASTで提供されるワイヤレスコンテンツ制作権と、契約金$25000」というもの。今、$1=¥105〜¥106だから、37万〜40万円ってところか。悪くない数字だよね。でも、それ以上にコンテンツ制作権を与えてくれるっていうのがオイシい。

あー、でも作品を観てみたいよなー。素人さん参加によるパフォーマンスショーって、絶対ヘンな人が集まりそうじゃん? 下手なプロよりも素人さんの「自称芸」の方が遥かに刺激的な場合が多い、っていうのはチャック・バリスの「ゴングショー」の頃からずっとテレビ界での黄金律となってきたもんね。

http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/01movie/2003/08/confession/confess.htm
(「ゴングショー」については文章後半に説明がある)

サービスを受けるためには、海外に在住していて、なおかつVerizonと契約を結ばなければアカンから、かなりハードルが高いよなぁ。日本在住で動く気も機会も全くナシの私には到底、この番組を観られそうにありません。誰か観たことがある人がいたら教えてホスィなぁ。