ぷちぷりユーシィ 第4話「どうしよう? 毛玉パニック!」

あおしまたかし脚本・吉田徹画コンテ／演出のドタバタ話。これまでのドラマ主体の話より、よっぽど活き活きとした作品となっている。

「ユーシィと不思議生物モコモコとの追いかけっこ」というメインのストーリーに、「グレンダと貴族の息子（何故かタカの化け物）との一騎打ち」というサブのストーリーが絶妙のタイミングで挟まれていく構成も見事で、視聴者を飽きさせない。吉田徹って、「サンライズ作品で作画監督をしている人」って印象しかなかったのだけれど、こういったコメディタッチの作品でもなかなかの力量を発揮する人だったんだな。

あー、今調べたらピンパイから吉田徹監督でこんな作品が出ていましたよ。確かに、バカノリの楽しそうな作品ではあるな。

http://www.pinkpineapple.co.jp/mm/usagi/1/1.html

放映当時は途中からかったるくなって切ってしまった憶えがあるのだけれど、こうした佳作もあるのだから、今度は頑張って最後まで観てみようかな。