けいおん! 第4話「合宿!」

軽音楽部一堂で、強化合宿に行く回。で、初めて楽器演奏を合わせる回。でもって、水着回

物語冒頭から、女子高生の水着姿(しかも全員ビキニ!)が見られて、眼福だった。胸の大きさ的には 澪 > 紬 (僅差!) > 唯(意外に大きい!) > 律(スポーツビキニ!)と言ったところか。

相変わらず、小道具がきちんと設定されていて面白い。

澪が昔軽音楽部が使っていた古ダンボールのいちばん上には、なんと「OZZY OSBOURNE」のスコアブックがある。オジーというセレクションがまた心憎い。

http://www.barks.jp/artist/?id=1020268

唯が使っている可愛らしい携帯は、おそらく三洋製のsweets pure。ちょっと古い携帯を続けて使っているようだ。

http://products.jp.sanyo.com/keitai/au/sweetspure/index.shtml

後、唯が遅刻して寝ていた時に来ていたパジャマがフツーに趣味の良いデザインで、アレ?と思っていたら、妹から「それ私のパジャマ」というツッコミが入っていた。確かに、第2話で妹はそのパジャマを着用していた。で、海に来たときに唯が着ていたパジャマには、「オーシャン」という文字が!マンマやないか!

合宿直前は唯だけでなく、紬も眠れなかったこととか、合宿所(紬の別荘)に来ても、唯や律がダラダラしてなかなか練習を始めようとしなかったところなど、いかにも健全な高校生らしくって、ホッコリさせられたなぁ。

また、花火をバックに唯がギターを持って飛び跳ねるところの作画も演出もエラく良くって、たいへん感心させられたなぁ。(今回の絵コンテ・演出は石立太一

後々、律と唯が、怯えて泣いている澪に胸キュンして、メイド喫茶のメイドのようなポーズ(指でハートのマークを作って、前に差し出す)を取っていたのだが、どこで憶えてきたのだろうか? 私でさえ、ついこの間初めてメイド喫茶に行ってきて、メイドの仕草がようやっと分かったところだったのに。

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けいおん! 第3話「特訓!」

唯の中間試験補欠に(部活動存続維持のため)、他部員が協力する話。

律の成績(89点)を見て
「こんなの…律ちゃんのキャラじゃないよ」
「律ちゃんは私の仲間だって信じてたのに!」
とのたまう唯が正直すぎる(苦笑)。

でも確かに、唯のダメっ子ぶりに隠されいるけれど、律も相当なダメっ子だよなぁ。唯の勉強部屋の律の落ち着きのなさっぷりを見て、改めて律のダメっ子ぶりに感心させられてしまったよ。

後、チャンピオンだの、チャンスだの、あのバカなカタカナがついたパジャマを何着も持ってるんだな、唯ちゃんは(苦笑)。

けいおん! 第2話「楽器!」

唯ちゃんが楽器を買うまでのお話。

唯が楽器を買うために、クラブのみんなが団結してバイトをする下りが、アツくて良かった。それぞれ何となくで始めたはずの部活動に、損得勘定抜きでみんながひとりのために頑張る姿が、健全な高校生っぽくて、素敵だったな。

毎日放課後はティータイムになってお菓子食べ放題とか、紬父親が経営している絡みからギターを安く負けさせたとか、あまりに紬の「金持ち」という設定を安易に使いすぎている感はある。「普通の日常」が魅力の本作で、この設定をあまりに使いすぎてしまうと、途端に「よくある学園もの」になってしまうので、注意が必要だよ。(今のところはまだ大丈夫だと思うが)

後は、最近のお笑いのセンス・テンポがきちんと入っているのにも感心したな。
律が唯の「ギターを保存するプラスチック製のカヴァー」をペロッと剥がしてしまったのに、唯はショックを受ける。紬はあわててお菓子を唯にあげてなぐさめようとする。
それに対して、澪は
「そんなんで機嫌が直るわけ…」
次の瞬間、唯がマーマレードをモフモフ食べている顔がアップになり、澪のツッコミが重なる。
「治ったー!!」

こういったギャグは、ほとんどの場合においてテンポが掴めず、上手く処理できないことが多いのだが、これはきちんと上手くできている。(テンポの良さとしては、「マサルさん」などの大地丙太郎作品と肩を並べられるくらいだ)

それにしても、唯が着ている「ロマンス」とカタカナで書かれた下にハートマークの柄がついている、ダッサダサなパジャマ、一体どこで売っているんだ? こういった細かい部分も含めて面白いなぁ。

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けいおん! 第1話「廃部!」

ようやっと「けいおん!」を観れた。

やっぱり凄い。何が凄いって、出てくる女の子たちが「あんまり深いこと考えていないごくごく普通の女の子たち」というところが凄い。軽音楽部に入る理由も、「TVを観て感動した!」とか、「高校に入って何か始めなきゃって思った!」とか、「なんか面白そうだから!」とか、ものすごく軽い。で、軽い動機で始めたクセに、本話のテーマとなっている軽音楽部の維持にものすごく真剣になっている。このあたりも含めて「普通」っぽく、その「普通」らしさが、非常に新しく感じる。

アニメや漫画に出てくる高校生って、「キャラクターを立てる」や「ドラマチックな物語を作る」という理由から、妙に大人びていたり、一般人とはかけ離れた性格だったりしがちだ。しかし、ここに出てくるキャラクターはごくごく普通の人しか出てこない。そのため、それぞれのキャラは「薄い」。その薄さをカヴァーするために、ねっちりとした日常芝居のびょ社と、テンポとセンスの良さを前面に出しているのだが、これが非常に効果的になっている。

いかん、あっさり書こうと思ったのに、結構すでに長々書いてしまってるな。

冒頭、唯が起き上がって、朝学校に登校するまでの描写が、ポイントを押さえた勢いのあるアニメーションがなされていて、非常に良かったな。
また、ラストで女子高生たちの足が艶かしく描かれていたのも、グッドだった。

タイトルやアイキャッチに、敢えてカセットテープで、手書きにタイトルバックの文字を入れるところなど、可愛らしいセンスに溢れている。こういったところが、幅広い層に人気のある秘訣なのだろうな。

後々、唯が軽音楽部の部室に向かう途中、唯の後ろの部室から幽霊らしき姿が見えるという遊びが入っているところや、「DMC」のクラウザーさんが出てきたりと、結構遊びが入っているのも面白い。こういった遊びがすんなり入るところも含めて、「自由」な感じが観ていて非常に気持ちが良いな。

山伏日記更新しました

oippuのもう1つのブログ、山伏日記を更新しました。
アニメ「青い花」第4話の感想を書いています。

http://d.hatena.ne.jp/yama-bushi/

このoippuの日記と基本的内容はあまり変わりません。
oippuの日記では、アップトゥデイトなアニメや映画などの感想を、あっさりと書きます。
山伏日記では、「あるルール」に従ったアニメの感想を、ねっちりと書いています。(あるルールは、ちょっと考えればすぐに分かるものです)

あまり人の目に触れられているものであるという意識した書き方はしておらず、基本は自分用メモとして好き放題に書いています。すみません。
(一応公開設定にしているのは、一応「読んで貰いたくない訳ではない」という、僅かながらの気持ちがあるためです)

こんなんでホントすみません。

ブログ、再開します

あけまして、おめでとうございます。

2年間、放置していましたが、BLOGを再開することとします。

アニメ・特撮系の感想は以下のブログに別立てしようとしています。

http://d.hatena.ne.jp/yama-bushi/

ここでは、もう少しUp-To-Dateなことを記述していきます。最近は、あまりUp-To-Dateの情報は抑えられていないのですけどね。

2009年はあまりサブカルチャーに触れられなかったので、今年こそは色々な作品を観ていきだいですね。