ふたりはプリキュア 第33話「Vゲット! 心でつなげ光のパスライン!!」

バトルシーンがエラく格好良かった。と思っていたら、続くラクロスのシーンも非常に良かった。思いっきりパースを効かせた構図と、極端にデフォルメがつけられた作画が、決まっている。まるで「エアマスター」のようであった。前回では、「エアマスター」らしさはバンクシーンでしか見られなかったので、少々物足りなさを憶えたのが正直なところであった。だが、今回は大満足である。それでこそ、西尾大介監督だ。

お話も、予定調和であるけれど、良かったと思う。「光の道」を、「ラクロスでのパス」と「ポルンによるレインボーパワー注入!」の二つの隠喩として用いていたのも上手かった。